骨折が治らない場合

骨折が治らない場合などあるものなのでしょうか？足の骨折がなかなか治らない原因などはあるのでしょうか？肋骨の骨折はなかなか治らないものなのでしょうか？

骨折が治らない場合はあるものなのでしょうか？

通常骨折すると数カ月くらいから半年くらいで治癒する場合が多いですが、なかなか治らない骨折というものもあります。そのような治らない骨折を偽関節、遷延治癒といいます。また他には手術した際に感染症にかかってしまい骨髄炎を起こしてしまうことで、骨が難治化してしまうという事もあります。

足の骨折がなかなか治らない原因とは？

足の骨折がなかなか治らない剥離骨折という骨折があります。この骨折になってしまうと骨がくっつくまでに時間がかかるので思った以上になかなか治らない、と思う事があるでしょう。剥離骨折とは、筋肉の強力な力により靭帯などの付け根から骨が剥がれてしまっている状態になる骨折のことで、安静にするだけでなく、リハビリも必須となります。

肋骨の骨折はなかなか治らないものなのでしょうか？

肋骨は、心臓や肺など大事な臓器や肝臓、すい臓、脾臓なども保護している大切な骨です。ですから肋骨を骨折してしまったために内臓を損傷してしまったりすることもあります。そのような骨折の場合には骨折と内臓損傷の治療をどちらもしなければならないため、なかなか治癒できないということになります。

骨折は安静にしたり、リハビリをしたりすれば時期が来れば治ると考えられます。しかしいろいろな理由からなかなか治らなかったり、さらに悪化する事態になることも考えられます。骨折治療期間中は、出来るだけ服薬などの指示をきちんと守ったり、リハビリをきちんとしたり完治に近づくためにいろいろと努力することも大切となります。

骨折が治らない場合