骨折の癒合

骨折の癒合

骨折の癒合

骨折の癒合までの期間は部位によってだいたいどれくらいかかるものなのでしょうか?骨折の癒合までの過程はどのようにしていくものなのでしょうか?骨折すると痛みはずっとあるものなのでしょうか?

 

骨折の癒合までの期間は部位によってだいたいどれくらいかかるものなのでしょうか?

骨折の癒合の期間は骨折の具合によっても変わってきますが、指の骨折で骨癒合まで3〜6週間、肋骨骨幹部で6〜8週間、上腕骨骨幹部で6週間、骨盤8週間、大腿骨頚部で24週間、踵骨で8週程度と言われています。

 

骨折の癒合までの過程はどのようにしていくものなのでしょうか?

骨折の癒合までの過程は、第一期(骨折血腫期)、第二期(軟仮骨形成期)、第三期(骨芽細胞増殖期)、第四期(硬化期)、第五期(改変期)とされ、第一期が8〜10日、第二期が10〜25日、第三期が20〜60日、第四期が50〜6か月、第五期が4〜12か月とされています。年齢や病気の有無、生活習慣などによっても癒合の時期は変わります。

 

骨折すると痛みはずっとあるものなのでしょうか?

骨折すると強い痛みを感じることがあります。どうして骨折すると痛みが出るのかというと、骨自体には神経が通っているわけではないので痛みを感じることはないですが、骨の周りにある組織や筋肉が傷つくことから炎症が起こるために痛みが起こるのです。

 

痛みは人それぞれ骨折した部位でも違いますが、日を追うごとに激痛は和らいできますが、動かしたら痛いという感じは一カ月くらい続くことが多いでしょう。

 

骨折の癒合は骨折した部位によっても違いますが、大きな箇所を骨折したほど治りは遅くなります。また年齢や生活習慣なども加味されてきますが、予後の安静がとても重要となるでしょう。

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