骨折の治癒過程

骨折の治癒過程とはどのような過程となっているものでしょうか？骨折したなと思ったらすぐにレントゲンを撮ってもらった方がいいのでしょうか？レントゲンなどは保険治療でできるものなのでしょうか？

骨折の治癒過程とはどのような過程をいうのでしょうか？

骨折すると治っていくまでにいくつかの段階があります。まず最初は骨折してすぐですので炎症が起きている状態の炎症期となります。治療がはじめられた段階で痛みが出るのはこの炎症期です。

次は治療をしていくための段階は修復期と言われ、損傷を受けたりした部位や出血などがあれば免疫系の細胞などの治療をします。最後にリモデリング期があり治るまで骨折した部位にもよりますが数習慣から数カ月かかります。

骨折したなと思ったらすぐにレントゲンは撮影してもらったほうがいいのでしょうか？

骨折の箇所を断定するために、きちんと整形外科などでレントゲンの撮影をしてもらい、折れているかどうかを確認してもらうことは大切ですが、まれにレントゲン撮影をしても骨折の部位が映らないこともあります。この場合にはレントゲンではなくエコーなどで検査するときちんと写ることがあります。

レントゲンなどは保険治療の対象となっているのでしょうか？

骨折はれっきとしたケガ・病気ですので保険診療の対象となっています。整形外科などで診察した後に接骨院などで後療施術をする場合には、医師にきちんと同意書を書いてもらうようにすると良いでしょう。

骨折して一番はじめに痛みを感じる段階では炎症が強く出ている過程となります。骨折はいくつかの課程を経て治癒していきますので、治癒するまでに時間がかかることもあります。病院ではレントゲンなどで骨折の判断をしてもらうことがありますが、なかなか分からない時にはレントゲン以外の方法でも診てもらうと良いでしょう。

骨折の治癒過程