複雑骨折とは

複雑骨折とは

複雑骨折とは

複雑骨折とは名称からすると骨がバラバラになるというイメージがありますが、定義としては骨折部の皮膚に損傷があり、骨折部が外気と連続性のある骨折の事を言います。

 

骨がバラバラになる“粉砕骨折”と誤解を招きやすい名称なので、別名で“開放骨折”と呼んでいます。

 

気を付けなければいけないのは損傷した皮膚の部分から、細菌が侵入することにより骨折した部分に感染を生じてしまうという事があります。感染をしてしまうと、治療が難しくなってしまいます。

 

そのために、骨折の治療だけではなく感染に対する治療もおこなわれます。骨折の中でも重い症状となり、ひどい時には骨折した骨の部位が体外に飛び出している事もあります。原因としては、交通事故や転落事故といったケースが殆どです。開放骨折の場合は、MRIやCTなどの精密機械を使わなくても、目視した状態で確認することが出来ます。

 

複雑骨折の治療法

開放骨折の場合治療法は手術になります。骨折の治療以外にも、損傷部位の治療が必要となるため人複雑な手術のとなるります。気を付けなければいけないのは、感染症にかかってしまう可能性もあるため、感染に対する治療も同時に行います。

 

手術の方法は、ケガの度合いにもよりますし、種類いも異なりますが骨と骨をボルトで固定するという事もあります。当然、手術後に安静にしているのは当然のことですが医師の許可が下り次第、リハビリをして通常生活に戻れるようにしていきます。

 

ボルトを入れた場合には、骨が着き次第、ボルトを取る手術を行う場合もありますが、大人の場合には骨の成長が止まっているためにボルトを取らないケースもあります。担当医と相談をして、治療方針を決めていくことが大切です。

 

※複雑骨折についての詳細は、カテゴリー「複雑骨折」を参照

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