頚椎骨折による脊髄損傷

頚椎骨折による脊髄損傷

頚椎骨折による脊髄損傷

脊髄損傷の中でも頚椎骨折での損傷は後遺症が残りやすいと言われています。頚椎は首に直接つながっている部分でありそこの大切な部分を損傷してしまうことで、麻痺などが起こってしまうのです。頚椎骨折で脊髄損傷してしまった時にどんな後遺症が出るものなのか、頚椎骨折をして脊髄を損傷してしまうことで発生する症状とは、頚椎損傷と脊髄損傷とはどのような違いがあるものなのか、などを紹介したいと思います。

 

頚椎骨折で脊髄損傷が出た場合にはどのような後遺症が出るものなのか

後遺症といっても、もちろん個人があり症状によっても変わってきますが、神経などが完全に切れているような状態になってしまうと、完全麻痺といって全くからだを動かすことが出来ないような状態になることがあります。また、完全には切れていない状態であるような場合には、部分麻痺が残ることなどがあり、症状によっても変わってきます。

 

頚椎骨折で脊髄損傷をしてしまうと出る症状とはどのようなものなのか

脊髄を損傷してしまうことで、いろいろな機能が麻痺する症状が出ます。感覚機能に障害が出たり、自律神経に問題が出たり、運動機能に問題が生じたりします。また、体温機能調節がうまくできないような障害が出たり、排便が上手くできなくなるような障害が出たりすることもあります。

 

脊髄損傷と頚椎損傷の違いとは何か

脊髄損傷とは、中枢神経の一部分が傷ついてしまい、傷ついた部分より下の部分に麻痺が出て動かせなくなったりする損傷のことをいいます。一方、頚椎骨折の頚椎損傷とは脊椎の中の部分の頚椎を骨折したという意味ですので、治らないことはなく完治していきます。

 

頚椎骨折をしてしまうことで脊髄損傷をしてしまうと、下半身に麻痺が残ったり、顔から下の部分が全く動かなくなってしまうというような後遺症が残ることがあります。ですから事故などで脊髄損傷をしてしまうことで、今までの生活とまるで違う人生になってしまうこともあり、頚椎骨折はとても怖い骨折と言えるでしょう。

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