鎖骨骨折の分類

鎖骨骨折は転倒したり、外の力が鎖骨に加わることにより起こる骨折で、スポーツ中に起こったり、高いところから転落することで起こったりすることが多いです。鎖骨骨折はいくつかの分類に分かれますがどのような分類に分けられるのか、ｎｅｅｒを分類するとどのように分けれらるのか、鎖骨骨折の治療期間はどのくらいかかるのか、などを紹介したいと思います。

鎖骨骨折の分類について

鎖骨骨折は骨折した場所によって分類されます。それぞれ場所によって治療が変わってくるからです。鎖骨を3等分に分けた状態で、鎖骨近位端骨折、鎖骨骨幹部骨折、鎖骨遠位端骨折の3つに分類されて、それぞれ治療を受けることになります。よくあるものは鎖骨骨幹部骨折、鎖骨遠位端骨折で鎖骨近位端骨折はあまり見られない珍しい骨折です。

ｎｅｅｒを分類するとどのように分けられるのか

ｎｅｅｒは鎖骨外端部骨折で外端部を打ち付けたことによる骨折です。3つに分類されⅠ型は骨片転位がないもので、あってもとても少なく烏口鎖骨靱帯断裂が見られないものとされます。Ⅱ型は烏口鎖骨靱帯断裂を伴っていて、中枢の骨片が上方転位しています。Ⅲ型は鎖骨肩峰端の部分に骨折があることを認められた場合、とされて分類されています。

鎖骨骨折の治療期間とはどのくらいかかるものなのか

鎖骨骨折の鎖骨骨幹部骨折、鎖骨遠位端骨折どちらにおいても、だいたい治療は3カ月くらいの治療が必要となってきます。手術を受けるか受けないかによっても治療は期間は変わり手術するとさらに治療期間がのびることになるでしょう。

鎖骨骨折は骨折した場所によって分類されており、その箇所によってまた治療方法も変わってきます。手術が必要になった際には入院期間などが延びる場合があり、治療期間などもさらにのびることになります。

鎖骨骨折の分類