背骨の骨折の手術

背骨の骨折の手術

背骨の骨折の手術

背骨は曲がったり骨折したりすると、背骨に通っている神経を圧迫してしまうことから、痛みが出たり麻痺やしびれなどを引き起こすことがあります。背骨を骨折してそのような症状がなかなか改善しない時には手術が行われることがあります。背骨を骨折するとどのような手術が行われるのか、手術後してはいけない
動作があればどんなことなのか、手術した後の生活で気にしなければならない点とはどのような事なのか、などを紹介したいと思います。

 

背骨の骨折の手術について

背骨の骨折の手術は、なかなか牽引などの処置をしても良くならない際に行われることがあります。

 

まず神経を圧迫している箇所があったら、その骨を切除することで圧迫を取り除きます。それでもまだ不安定な場合には、金属を入れることで固定する固定術などを行います。この固定術が行われると術後長い治療時間がかかります。

 

背骨の骨折手術後にしてはいけない動作とは

背骨の骨折の手術をした後には、腰を曲げるような動作やねじったり、そらしたりするような動作はしばらくしてはいけません。また何かを落としてしまっても拾うような動作も禁止です。腰を曲げずにしゃがみこんで拾うようにしばらくするようにしましょう。

 

手術後日常生活で気を付ける点とは

退院できてもしばらくの間は家で入院しているような生活と同じように生活した方が良いでしょう。

 

基本的にはベッドの上で安静にしているのが望ましいです。布団よりもベッドにした方が腰に負担がかかりません。またトイレは洋式を使用するのが望ましいので和式しかない場合には洋式タイプに変えられる介護用品などを使用すると良いです。

 

背骨の骨折の手術はしびれや麻痺などが起こったままの状態を完全させるために行われることが多いですが、金属などを入れて固定するタイプの手術の場合、きちんと固定されるまでに半年くらいかかる場合もあります。

 

手術後の生活も気を付けなければならない点も多く、それまで畳に寝ていて和式タイプのトイレを使用しているのであれば改善する必要も出てくることもあるかもしれません。

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