脊椎圧迫骨折の治療

脊椎圧迫骨折の治療とはどのような治療を行っていくものなのでしょうか？脊椎圧迫骨折は高齢者に多いものなのでしょうか？脊椎圧迫骨折の手術はどのような手術があるものなのでしょうか？

脊椎圧迫骨折の治療とは？

脊椎圧迫骨折の治療は、基本的に保存的療法と外科的療法に分かれます。保存的療法は手術をせず、コルセットやギプスを装着して安静にし、痛み止めを飲んだりしながら入院生活を送ります。外科的療法では手術することで治療します。骨を移植したり、金属のネジや棒などで固定していく方法や、痛みを低減させる手術などがあり、状態によって決められます。

脊椎圧迫骨折は高齢者に多いもの？

骨粗鬆症などを持っていると、脊椎圧迫骨折を起こすことが多いと言われています。ちょっとした動作やしぐさたとえば、くしゃみをしたり、尻もちをついてしまったり、重いものを持ち上げようとしたりした際に知らない間に骨折しているということが起こります。ですから高齢者に多い骨折と言えるでしょう。

脊椎圧迫骨折の手術とは？

椎体形成術というものでは、骨折してしまった椎体にハイドロキシアパタイトブロックや、リン酸カルシウム、ポレメチルメタクリレートなどを充填して痛みを少なくする手術があります。他には背骨の後ろ側を切開して骨折部位を固定する手術や、体のワキから切開して骨折を固定するというような方法の手術などもあります。

脊椎圧迫骨折の治療は保存治療にしても、外科的治療にしても長期の時間が治るまでにかかる骨折です。

高齢者の場合、安静に長い間していると筋力が低下してしまい、きちんと歩けなくなるというような事もありますので、出来るだけ筋力が低下しないようにしなければならないでしょう。

脊椎圧迫骨折の治療