骨折の手術後の痛み

骨折の手術後の痛み

骨折の手術後の痛みについて

足の指の粉砕骨折などの場合、局所麻酔で下半身だけの麻酔が多く行われることがあります。

 

腰椎に麻酔が打たれ、徐々に下半身の感覚がなくなっていきます。全身麻酔ではない為、意識はあり会話や手術の状態などをモニターで見ることもできます。

 

複雑骨折の場合、手術の時間はまちまちですが1時間程度になる事が多く、その手術が終わってから数時間後位には麻酔が切れてきます。麻酔が切れた時に、手術した部分の痛みに激痛が走り、痛み止めなどを処方もしくは点滴されます。

 

手術後には消毒ガーゼの取り換えなどを行います。手術から3週間後で抜糸をして4週間程度でボルトやピンなどを抜きます。複雑骨折などの場合には、ボルト固定やピンでの固定をしていることが多いのですが、ピンを抜くときにも痛みや出血を伴う場合があります。しかし、全く痛みを感じないという事もあるので、一概に全てにおいて痛みがあるとは言えません。

 

粉砕骨折の重傷の場合には完治する場合もあれば、痛みなどの後遺症が残るケースもあります。また、手術の後がうずくような痛みや時には、痺れといった形で症状が現れることもあります。リハビリなどにより、極力元の状態に近い状態まで回復できるようにすることは可能ですし、重症ではなければ後遺症も残らず手術が無事に終わる事もあります。

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