圧迫骨折の看護
圧迫骨折の看護はどのようにすると良いものなのでしょうか?圧迫骨折に使用するコルセットはどのようなものを使用するといいのでしょうか?圧迫骨折の治療過程とはどのようになっていくものなのでしょうか?
圧迫骨折の看護のポイントとは?
圧迫骨折をした場合、とにかく安静にして動かさないようにするという事がまずは一番重要となります。
そのためにはコルセットを使用し固定させながら看護します。しかし全く動かないでいると、高齢者などは足腰などがあっという間に弱ってしまうため、体の向きを変えたり、座った体勢をとってみたり、車椅子を使用したりして動いてみるというような行動も必要となります。
圧迫骨折で使用するコルセットとは?
圧迫骨折をした後には保存治療が始まりますが、最初は硬いコルセットを使用して、時間の経過とともに柔らかいコルセットを使用するのが一般的です。大体骨が癒合するまで3か月くらいかかると言われていますので、コルセット着用は必須です。
圧迫骨折の治療の過程は?
圧迫骨折すると、骨が治癒していく過程により段階があります。まず痛みを伴う炎症期があり、骨がだんだんと回復していく修復期があり、何カ月もかけて正常な骨の構造になっていくリモデリング期があります。
この時期に無理やり動いたりすると、治療過程が伸びてなかなか完治しなくなりますので、安静にすることはとても大切な事です。
圧迫骨折した後の看護などはきちんと計画を立てて行う必要性があります。普通の骨折よりも圧迫骨折には治癒するまでに時間がかかるため、日々の観察などもとても重要なこととなります。少しでも症状が出ていたりする場合には医師に相談するということも大切です。
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